物事の見方

先日春休みで帰省した時の事です。

田舎で旬の食べ物を味わいたくて、フキを購入しました。

家へ戻り、私なりに調理しようと下ごしらえをしていたのですが

その方法を見て母の目が点に…

結婚してお姑さんに教わった方法は

生のまま皮を剥くと手が黒くなり固くて大変だから

食べる大きさに切ってから下ゆでし

皮を剥くと良いという方法。

しかし母はそんなに小さく切って皮を剥いていては日が暮れる。

二等分にして塩もみし、大きな鍋で下ゆですれば上から下まで

一気に皮が剥けて、それから切れば楽というやり方。

どちらも私にとっては「へぇ〜」という意見!!

田舎では調理場も広く、鍋ひとつが大きい!

東京の家では場所も時間も限られていてのやり方…

これは少し大袈裟になるかもしれませんが

人生において色んな場面で出てくると思います。

どちらも間違いではなくどの方法を選択するか。

この体験をもとに思った事は

まず色々な意見を聞く、そして色々な方法を知っておくことが

大切という事。

若い頃は自分の見た物が絶対だったり、こうあるはず!!

なんて思っていた事が、実は後からこんな事もあるんだ…

なんて思う事も少なくないのです。

ですから先人の知恵や人の言っている事には耳を傾け

もっと見聞を深め、自分のものにしていきたいなと

考えさせられました。

答えは一つではないって、面白いですね。

看護部 鈴木