笑い

先日、子どもが立川学校保健会会報をもって帰ってきた。
毎回いろんなテーマで市内の校医が健康に関することについて述べている。今回は以前一緒に仕事をしたことがある[日本笑い学会]にも所属されている脳外科の先生だった。
以前から興味ある内容だったので載せます。
?笑いと免疫
私たちの体内では、1日に何千個ものがん細胞ができていると言われています。それらを殺してくれるのが免疫系の1つであるNK細胞です。笑うことによって、このNK細胞の働きが増加すると言われているそうです。
?笑いと糖尿病
2003年に国際科学振興財団は、吉本興業と共同で2型糖尿病患者に対し実験をしました。食後2時間の血糖値が大いに笑うとより正常値になったそうです。
?笑いと睡眠
睡眠を誘導するメラトニンというホルモンがあり夜間多く分泌されます。
面白いDVDを観て笑った後はメラトニンが増加し、不眠も改善されたという報告があります。
?笑いと脳内物質
脳内麻薬の一つであるβエンドルフィンとの関係です。
ラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚してくる作用「ランナーズハイ」は、エンドルフィンの分泌に、よるものとの説があるそうです。
快楽物質としてセロトニンがある。うつ病では、セロトニンが低下する。最近ではセロトニンの減少を抑える働きよあるうつ病の治療薬も多く使われるようになってきた。笑うことでセロトニンが増加する研究データーが複数報告されているそうです。